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「碧志摩メグ」志摩市公認撤回署名活動に賛同コメント

三重県志摩市公認萌えキャラクター「碧志摩メグ」に対して、志摩町の現役海女の方が公認の撤回を求める意見書が提出されました。 再度8月13日に現役・元海女ら211人市民98人分の309人分の反対署名を市に提出されましたが、市は応じない方針を示しています。 さらに、オンライン署名活動サイトchange.orgにて、 三重県志摩市公認萌えキャラクター「碧志摩メグ」の公認撤回を求める署名活動 が行われています。 そこになんと笙野頼子さんが賛同コメントを寄せています。 人気順で12番目くらいとはいえ、沢山の賛同コメントに埋もれてしまい見つけるのは困難。ありがたい事に岡和田晃さんがブログにコメント文をアップしてくれました。 Flying to Wake Island「三重県志摩市公認萌えキャラクター「碧志摩メグ」の公認撤回を求める署名活動」に賛同します&笙野頼子さんのコメント ネットに投稿しないと決めておられた方が、ネット署名に参加されるとは。驚きを禁じ得ません。 いうまでもありませんが、著者は三重県出身で『なにもしてない』収録の短編「イセ市、ハルチ」は伊勢が舞台ですし、『金毘羅』は生まれ故郷の話がモチーフのひとつになっています。 (あと私も署名しました) (追記:9/14) 伊勢新聞「海女キャラ、一時撤去 指摘受けデザイン変更へ」2015/9/9(水) 9月7日に「碧志摩メグ」のパネルとポスターが市庁舎から撤去されたそうです。デザイン変更のため一時的な撤去だとか。 今度はモデルである現役海女さん達も納得できる愛されキャラを作って欲しいですね。 (追記:11/5) NHK 三重・志摩市の海女キャラクター 公認を撤回 中日新聞 碧志摩メグ「公認」撤回 志摩市が発表 碧志摩メグの志摩市公認が撤回されました。キャラクターのデザインは変更せず、民間で伊勢志摩海女萌えキャラとして活動されていくそうです。

「すばる」9月号崎山多美エッセイ・「早稲田文学」2015年秋号アンケート

2015年8月6日発売 「すばる」9月号 に崎山多美さんのエッセイ「習合ぎりぎりの境界から、私信ふうに、拝啓、笙野頼子様」が掲載されています。 集英社「すばる」9月号もくじ 崎山多美がエッセイ「習合ぎりぎりの境界から、私信ふうに、拝啓、笙野頼子様」を寄稿。沖縄に暮らし小説を書く崎山多美が、四半世紀ぶりに東京を訪問。そこで笙野頼子と出会い、語り合うことで感じた、「フツフツとしたなつかしさ」。この感情は、何に由来するのか……? 文芸誌『すばる』の公式アカウントより それは「 世界の理不尽さに全身全霊を込めて立ち向かう者の身体から発せられる、フツフツフツとした声のトーン 」が、沖縄で活動しておられる方とにているからだと気づいたそうです。 崎山多美さんは2015年3月に雑誌「越境広場」を創刊・編集を手がけておられ、創刊の辞がネットで公開されています。 雑誌「越境広場」創刊の辞「沖縄を交差点として」 8月7日発売「 早稲田文学 2015年秋号 」の緊急企画「安全保障関連法案とその採決について」アンケートに87名の回答があり、笙野頼子さんの回答が掲載されています。 http://www.bungaku.net/wasebun/magazine/index.html 市川真人早稲田大学准教授の「早稲田文学」アンケートは、2003年11月号「書き手にとって「雑誌」とは?」、2004年5月号「ブンガクシャは派兵と改憲についてどう考えるのか」が行われて以来11年ぶりだそうで。 「法とその解釈をめぐる問題は言葉と物が鳥の問題でもあるはず」という前提のもと「みなさまがとりあえずいま、どのようにお考えかについて集約的に掲載させていただき、社会に思考の材料として提示」するとともに今後の特集に備えることができればと、早稲田文学編集室よりメールで以下のアンケートをお送りしました。 「昨日、衆議院特別委員会で可決され、本日の本会議で採決が予定されている安全保障関連法案について、またその審議や採決の進められ方など一連の事態について、さらには未来へ与える影響や是非などについて、現時点でのお考えを伺いたく存じます」 校了前4日、期限48時間(短!)、文字数250文字前後、ギャラなし掲載誌送付のみ。という条件でお願いしたそうです。 いとうせいこうさんにも回ってきたけどは答えなかったと

安全保障関連法案に反対する立教人の会に

「安全保障関連法案に反対する立教人の会」の賛同メッセージに笙野頼子さんのコメントが掲載されています。 (firefoxだと重いので注意) http://rikkyo9.wix.com/home とっても非力だけど賛同します。2006年刊、拙著「だいにっほん、おんたこめいわく史」の宣伝用帯に「憲法を地上げ」と自分で書きました。あくまでも近未来SFのつもりでした。しかしこの嫌な政治嫌な言説嫌な統制の、なんというあまりにも嫌なスピード!「憲法の地上げ」、そのうえでそこに住んでいる国民に対し、命の「追い立て」に来るわけだよ。 むろん立教人といったって私は特任教授、そのうえ原始キリスト教は好きでも完全な異教徒。でもね、短い期間の私にも教え子がいるのだもの。どのひとりだって死なせたくないよ。教え子の配偶者だって、友達だって、死なせたくないよ。ていうか誰も戦争で死んでほしくないわい。 「戦争迷惑戦争不快余計な用事それは戦争」って十年以上前の自作から引いてここにソッコーで書いておくね。 野間文芸賞作家 笙野頼子 私も心から賛同します。 それにしても、ここ1・2年「笙野頼子読んでると現実のことすぎて」というツイートが多くみうけられますし、目的を叶えるために事実を歪めるロジック(おんたこ的言説)が増えているように思います。 念のため補足)笙野さんは、2011年4月から 立教大学大学院文学研究科比較文明学専攻特任教授 になられ、大学院で教えておられます。指導方針ちょっと面白い。